Windows10へUpgradeしたら遅くなった問題の対処メモ
Windows10へUpgradeしたら遅くなった問題の対処メモ
ずいぶん前にWindows7→Windows10にUpgradeしたところ、かなりハイスペックなマシンだったのですが、あまりに遅くなりすぎて使わなくなっていました.
ところが、ドライバをUpdateするとストレス無くPCが使えるまでに劇的に速度向上させることができたのでメモ.
1. 症状
1-1. ディスクアクセス平均速度が遅い
Windows10へのUpdate後、とにかく重い....
こんな症状で使い物にならなくなっていました.
- ディスクアクセスが常に100%でなかなか下がらない.
- 起動に数分〜10分程度かかる.
- ディスクの平均応答時間が100ms〜2000msなどおおよそいつも100ms前後.
この症状に心当たりがある場合、Intel Rapid Storage Tecnology Driver(IntelRST)が古すぎてMS製の汎用ドライバが使われてしまっていることが原因かもしれません.
2. 解決方法
2-1. Intel Rapid Storage Tecnology Driver(Intel RST)のUpdate
Intel® Rapid Storage Technology User Interface and Driver
から新しいDriverをDownloadしてインストール.
インストール時にデバイスをチェックしてくれるので、適合するかどうかはインストーラ任せで良さそうです.
インストール後、ディスク平均応答時間が数ms〜数十msと劇的な改善.
ディスクアクセスが100%に張り付くこともなくなり、ずいぶんとレスポンスが良くなりました.
ちなみに、このIntelRSTのUpdateは通常のWindowsUpdateでは行われないので注意.
気づかないと、ずっと遅いまま使い続けることになりそうです.